こんにちは！長野県中野市に事務所を構え、主に長野県内で鉄骨工事・鉄骨建方工事・鉄骨鍛冶工事や足場工事を行っております、株式会社町田興業です。
皆様は、鉄骨建方工事と鉄骨鍛冶工事という工事について耳にされたことはあるでしょうか？
今回は、鉄骨建方工事と鉄骨鍛冶工事の違いについてご紹介します。
鉄骨建方工事
鉄骨建方工事とは、文字通り、鉄骨や鋼鉄製の部材を用いて建物の基礎となる骨組みをつくる工事のことです。
強度があることに加え重量が比較的軽いことから、鉄骨の骨組みとしての汎用性は高く、現代の大規模建築物は、ほとんどが鉄骨からできています。
また、建物の核ともなり得る鉄骨は、建物自体の強度に深く関わるため、精度や強度が抜群でなくてはなりません。
鉄骨建方工事は、鉄骨を利用してその接合部分をボルトや鋲の一種であるリベットで固定して行く作業です。
鉄骨材は、複数回に分けられながら締め付けられ、接合部分に緩みやずれが生じないよう慎重に接合していきます。
鉄骨鍛冶工事
鉄骨鍛冶工事は、同じく鉄骨を利用しますが、鍛冶という言葉が入っているように、鉄骨を接合していく際に溶接作業が用いられます。
核となる建材は、鉄骨だけに限りませんが、鉄骨建方工事のようにボルトで建材を固定する代わりにアーク溶接やガス溶接を用いた溶接作業を行います。
ガス溶接とは、ガスの熱を用いて接合部分を溶かして溶接する作業で、アーク溶接は電気を使用して溶接する技法です。
鉄骨鍛冶工事では、高所での作業を行わなければなりません。
熟練の技術を持った施工が必要とされる技術職であると共に、設計した通りに建材を加工して、寸分の狂いもなく組み立てて行く精密な作業が必要とされる工事です。
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